【出発はいつも”たった1人”】~ライフシェア事業を始めます~

「実際にお住いの方と、交流会出来ませんか?」と家主さんに相談させてもらい、
昨日(26日)実現しました、昨年からご相談いただいているマンションでの交流会^^

「妊娠中で、でもおろさずに1人で産みたいです」といった緊急性があるお問い合わせを
シングルマザーシェアハウス ideau で去年いただいていて、
でもideauでは、乳児は難しいなぁ…そういうお困りごともあるのかと思っていた僕ら。

「駅近でもないし、賃料下げても新しい入居者が入ってもらえない」とお困りだった家主さん。

築50年のこのマンションには、
半世紀お住まいで、
足腰が悪くなったご高齢の方が1階にほとんど住んでいるが、
2階・3階はなかなか新しい人が埋まらないとのことでした。

中には、パートナーに先立たれてお1人で暮らしたり、
お正月なども、特段帰る家もない方もいらっしゃるそう。

ideauのハウスリーダーの安田 委久美(いくちゃん)が、
シンママハウスをOPENする前からずっと言っていた
「血のつながりを超えた家族を創りたい」というビジョンが、

ここでなら出来る!
ここでなら、命が循環するんじゃないだろうか、と
直感で開催させてもらった交流会。

本当にやってよかったです!

おばあちゃんお手製の料理を皆さん持ち寄ってくださったこと。

子ども達がプレイしてるスマブラを眺めながら、
「これは3人で”ばとる”してるの??」と、興味津々に眺めるおばあちゃんがいたこと。笑

足腰悪くて階段しんどい、と言っていたおばあちゃんが、
みんなが行くなら、と2階、3階と上がってくださったこと。

そして何より、
「赤ん坊をずーっと抱っこして、しんどくて…腱鞘炎になりそうだったんです」と涙ながらに話してくれたシンママさんをよそ目に、
生後4か月の赤ちゃんを
「抱かせて、抱かせて」と、おじいちゃん、おばあちゃんたちがリレーして回していたこと。


赤ちゃんは、テーブルを3周ぐらいしてました。笑


このおじいちゃん、おばあちゃん達の嬉しそうな笑顔ったら。。

「サービス」となると、
「お金を介さないといけないもの」って解釈されがちですが

“生まれて来た命の面倒を見るのに疲れちゃった人”と、
“生まれて来た命に触れたくて仕方なかった人”が
交わるだけで、

腱鞘炎の問題なんて、解決してしまう。

これだって、立派なサービスで
住まいやすくなるのではないだろうか。

描いてたものが、さらに明確になるヒントをいただきました。

循環させるのは、お金だけでなく
人の生業。ライフ。

まだHPの更新が追い付いていませんが、
今年から弊社は
「シェアハウス事業」を卒業して、
「ライフシェア事業」に進化していきます。

不動産投資の営業電話とか、未だに来るけれどw
そういったの、あんまり興味ないんです、ごめんなさい。

目の前の人の人生と、その先の笑顔が見たい、これからも。

人生、それぞれ役割があるのだから
「お客さん」と「提供者」なんて、あるはずがない。

「生産者」と「消費者」って言葉も、おかしい。

だから、「集客」とか「人脈」って言葉も、本来あるはずがない。

僕らは1人1人が「循環者」であったはずで、
だから社会が生まれるはず。

だから、そこにいる人に、まず会いに行く。
お困りごとを聞いて、一緒に考えて循環を生み出していきたいす。

今年は、こういったプロジェクトをメインに関わっていきたいです(^^)