このタイミングでめっちゃベタですが
“100日後に死ぬワニ”
実は毎日読んでいまして、今日100日目を拝読して、涙腺が崩壊しました。
※100日後に死ぬワニとは;
きくちゆうき先生による、Twitter上で毎日更新される4コマ漫画。
タイトルの通り、100日前の
2019年12月12日から開始され
2020年3月20日の100日間でのワニ君の日常~死までを描いた作品。
(出典:きくちゆうき先生のTwitterより)
所用があって、21時ごろにシンママハウスのideauに着いたときに
目が真っ赤で、鼻水垂らして、びっくりされました。笑
この記事で書こうとしていることを書こうと思えば思うほど、筆舌に尽くし難くダサくなっちゃうので。
でも”大切”なことだなと思い、
石巻出身の母を持つ僕としては、
色々なことが思い浮かばれる作品でした。
“大切”とは、
失ったら、とっても(”大きく”)”切なく”なるものです。
100日って、3か月ちょっと。
この100日間、きくち先生からたくさんの楽しみをいただきました。
ワニ君の最後の死因のフラグが100日目の数日前から立つのではないか、とハラハラしながら
19時の更新を毎日楽しみにするような1週間を過ごしていました。
でも、1日前の99日目も、ワニ君は幸せそうに、翌日のお花見を楽しみに過ごした1日。
100日間、僕にとってはあっという間でした。
仮にその期間があっという間だったのであれば、
1日は”何”という間なのだろう、と思ってしまうような今日でした。
1年365日。
うちの親は今年の6月で66歳。
あと10年生きるとしたら、3650日。
3650日とは、あっという間の100日間の、たったの36回。
今から実家に戻ってずっと一緒に過ごしたとしたら、3650回会える。
が、そんな計算は、現実的ではない。
僕にも、親にも、生活があるのだ。
…どういう言葉を紡いでもチープになってしまう。
2011年、東北。
宮城出身の従兄弟が結婚を迎えた。
控室で、幼少期に母の実家に帰った時に
毎年お小遣いをくれたおじちゃん、おばちゃんが
その時は、両の手を握り締めて
「ケンちゃん、ボランティアに来てくれたみたいで…ありがとうね」と握手をしてくれた。
2011年当時、僕は26歳。その意味を分からなかったわけではない。
ボランティアを通じて、顔も名前もわからない”仏様”を何人も見た。
でも、ワニ君のような”99日目”が3月10日があったんだな、と
親戚のおじさん、おばさん…顔も知らない皆様に、
確かに”3月10日”があったんだな、と
より深みを増して感じられるきっかけになった。
…さて、
ベタな話はここで終わりにして、
99日目周辺から、
ワニ君の話の書籍化が発表されたり、
100日目の話が公開された直後に、いきものがかりさんとのコラボ楽曲が発表されたりと
そういうことに対する批判的な声もあるようです。
(参考の1つとして:https://www.cfp-offset.jp/archives/1777)
ですが、僕は”こういうビジネスがもっともっと広まってほしい”と思います。
景気とは、人の動きそのものであって、
人の動きは社会そのものであり、
人が行動をするという事は、感情の動きがあるから、です。
ウイルスで世界中が停滞しがちなこの時期だからこそ、
時勢を見極めつつも、動くことを停滞させないこと
直接会わなくても、オンラインで出来ることを見つめなおすきっかけになること
きくちゆうき先生の幼馴染の方が、20歳の時に事故で亡くなられたという拝読しました。
https://studio-kikuchi.com/about/
ワニ君の生き方や、突然の訃報が、皆さんの明日の活力に繋がったら嬉しいな願っています。
…この表現もベタですが。
僕は、弊社は、
シングルマザーの方の住まいと収入の確保のために、
ハウスと、就業斡旋の事業を今後も今もしています。
ただただ、感動する仕事が増えますように。