違いがあるから大好きになれる。

ある場所に、月がいました。
もう少し離れた場所に、太陽がいました。

月は太陽に言いました。
「私はあなたの光が無くては、夜空で輝くことが出来ないわ。」

太陽は月に言いました。
「僕は君のように優しく照らす力が無いから、みんなに眠りを届けられないんだ。」

月は太陽に言いました。
「私はあなたの光を借りて、皆さんに安らぎを与えますね。」

太陽は月に言いました。
「僕は君の存在があるから、明るく生命を照らすね。」

月と太陽は協力しあい、
月が好きな人は月と共に、
太陽が好きな人は太陽と共に生活し、
寒い所が好きな人は寒い所に住み、
暑い所が好きな人は暑い所に住み、
地球が循環し始めました。

みんな昼も夜も、暑い所も寒い所も大好きになり、
月と太陽は、半分ずつ役割を分担することになりました。

◆◆

たまにシングルマザーシェアハウスの作り方のご相談をいただくので、
うちが大切に想っていることを「人と場―人が場を創り、場が人を創る」というテーマで、これから何回かに分けて書こうと思っています。

伝えてぇことなんて 今更なにもないのさ
あなたが何してようが 構わないのさ

 

まず最初に、うちがシェアハウスで大切にしたいことは、これに尽きます。

20代、シェアハウスに住む側の経験をさせてもらいました。

その頃運営していたあっきー が、こんな歌を歌ってくれてました。
(動画共有許可してくれたそっち ありがとう!)

あなたが月だろうが、太陽だろうが、大好きです。

あなたが月だろうが太陽だろうが、何してようが構わないのさ。

ひとり親家庭、とかシングルマザーって社会的にも可哀そうに思われがちなんですが、
うちは全然そんな風に思っていません。

戦争を辞めるためには、まず自分から武器を捨てること。

ひとり親って可哀そうとは思わない。

選んできたことだし、これからも選んでいける力があるから。
あなたが月だろうが太陽だろうが、大切な役割があります。

今日のポイント。
「違いを間違いにせず、活かすと相手が大好きになる。」