「〇〇ちゃん、あーそーぼー!」
「いーいーよー!何して遊ぶー?」
前回、
「違いがあるから大好きになれる。」
という記事で、
“違いを間違いにしない”ことの大切さを書きました。
じゃあ、違いを間違いにしなければ何でも良いのか、というと
そうではありません。
〇×がある世界と、
〇×がない世界があるということを認識することが大切です。
〇×があるというのは、
例えば学校のテスト。
「正しい」知識を得ているかどうか、が目的で、それを数値化するものです。
例えば、友達同士の旅行で
「韓国に行こう!」って言っていて、沖縄行きの航空券を予約したら、それは間違いですよね。笑
韓国に行くのが「正しく」て、沖縄に行くのは間違っています。
逆に、〇×がない世界というのは、
生き方や夢や在り方を追究する分野のものです。
学校の授業で、「〇〇さんの夢や、〇〇さんらしさをみんなで考えて提案しましょう」って課題、ないでしょ。笑
何だって良いのです。
本人が目的(行き先)を決めたら、その行き方(生き方)が正解になります。
行き方だって、色々あります。
冒頭の会話のように、
遊んで楽しい感情を共有することが目的であって、
何して遊ぶか?っていうルールはその後に出来ます。
目的があるから、ルールが出来るのであって、
ルールがあるから目的が出来るのではありません。
そして、前回の月と太陽の例えの様に、それぞれ違うからチームが出来ます。
僕は学生時代、サッカーをやっていました。
ポジションは一貫してディフェンダーでした。
ドリブルが下手くそだったんですが、相手の攻撃を事前に予測してカットするのは得意でした。
ドリブルやシュートが得意な仲間は、当然フォワードに行きます。
そして、チームの目標が出来ます。
「県大会に出場すること!」
…市内予選で負けちゃったけどね。笑
そう、ついでに言うと、目標というものは、2人以上のチームじゃないと出来ないんです。
喜ぶ相手がいるから、成長しようと思うものだから。
やや脱線してしまいましたが、
今日のポイント。
「夫婦でも親子でも、〇×がある世界とない世界を混同しないこと。」