数字で測れる幸せと、測れない幸せ

今日は、いずれ都市部に来るかもしれない災害の時に、
“帰ってこれる場所”として、
移住だけではなく、二拠点生活を提唱している方と打合せをしました。

その中で話に上ったのが、フリースクールについて。
そこの地域でも、今年の4月からフリースクールも創設する動きに併せて、
その地域に泊まれる場所を創る予定で動いているとのこと。

その中で盛り上がったのが、
二拠点生活だけでなく、二拠点学校があっても良いよね、と。

打ち合わせをさせてもらったお相手も僕も、
大学や学歴ってこれからの時代どのぐらい価値があるのだろうね
むしろ、卒業後の方が、生き方働き方に迷う事の方が多くて、
自分の感受性や意見を発することが出来る環境を育む教育が大切なのではないか、という話になりました。

フリースクール=学校に馴染めない子どもが行く場所、という先入観がまだまだあるけれど、
“フリー”スクールなんだから、誰だって来たっていいじゃない。
ならば、多拠点の学校があって良いよね、と。

僕、個人的に「成功」って言葉がちょっと苦手で。
その言葉を聞くたびに、寂しい想いをします。
「成功」って、売り上げや経常利益が高ければ高いほどそうなの?

それも大事かもしれないけれど、
もう、それだけではない時代なはず。

必要な売上高は、業種や規模によっても変わるし、
どのような人生を送りたいのかによっても変わる。

使いきれないぐらいのお金を得ることは幸せには繋がらない。
有事の時に、誰も頼る人がいなかったら、お金いくら積んでもそれは価値にはならない。
(ということは、東日本大震災の時からコロナの時代まで、学んできているはず)

本当に望むライフスタイルとビジネススタイルと重なった時に、
自分にとっての「成功」になるのではないかと思うんです。

長年お世話になっている、コンサルティング会社であり、
愉快な大人を創出する株式会社JOYWOWの阪本啓一さんは
noteのコラムでこのように言っています。

【オヤジとバドミントンやって、あれはあれで楽しかったよ】
https://note.com/kjoywow/n/n52e9fcc8b618

学校へ行きたくない子どもが増えている。ぼくの周囲にも多い。でも考えてみれば「決まった時間に授業が始まり」「みんなと一緒の教科書で勉強し」「テストは満点から減点される思想で出来ていて」何が楽しいんだろう。「行きたくない」という子のほうが多様性わかってるんじゃないか?

いい学校出たらどんないいことがあるのかというと、いい会社に入れる。では、そのいい会社って、何? 会社四季報に掲載されるような「ちゃんとした会社」?

心の根っこに、「ピラミッド」があるんだよね。この発想。

コロナは「ピラミッド思考」を壊せ、と言ってる。ピラミッドって、頂点がたった1つしかない。だから争い、競争が生まれる。楽しくない。

成功って、
幸せで楽しいことだよね^^